朝起きたら手が汁でベタベタ、ジュクジュクになってる…掻きむしりをやめたい

手湿疹の一番つらいところって何?って聞かれたら、殆どの人が「痒み」って答えるんじゃないかなって思ってる。そのくらい手湿疹の痒みは強い。

怖いのが無意識に掻きむしっているとき。朝起きて手から汁が滲んでベタベタして気持ち悪いし、ジュクジュクに腫れているから指が曲がらなくなっている。

毎日こんなのだと涙が出てくるよね。さすがに限界だから本気で手湿疹対策をしたら、無意識に掻きむしることはなくなった。人に見せられるくらい手も元通りになった。

今回は掻きむしりをやめたい人のために手湿疹の治し方をまとめています。

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手が痒い…何が手を痒くさせているのか?


気がついたら痒くて手を服に擦りつけたり、噛んで痒みを和らげようとしてない?手湿疹の痒みはポリポリ掻いて済むようなものじゃなくてガシガシ掻いちゃうんだよね。

今、手で何が起こっているのかを簡単に説明すると、刺激物が侵入して皮膚の中で警報が鳴っているんだ。

痒みの原因となる物質が産出されたり、白血球が集まり過剰に反応してさらに痒みが強くなる。痒みのことしか考えられなくなるよね。

刺激物がなぜ侵入してくるのかというと、手を守っているバリアの機能が低下しているから。

手のバリア機能が低下してしまう原因の1つは体質。例えばアトピーだったり、乾燥肌や敏感肌の人。

あと職業柄・日常生活で長期間手が刺激されるようなことがあった人ね。こういう人は皮膚の中でセラミドという脂が作られなくなるんだ。

セラミドは細胞同士を繋げたり、水分を皮膚内に蓄える力があるんだけど、セラミドが不足することで細胞のすき間から刺激物・アレルギー物質が侵入しやすくなる。

まとめると、

① 体質、日常的に刺激物やアレルギー物質に触れて炎症が起きる。セラミドが作られなくなる。

(https://www.erca.go.jp/より引用)

② セラミドが不足しているため、細胞のすき間から刺激物・アレルギー物質が侵入する。

(http://allabout.co.jp/より引用)

③ 刺激物・アレルギー物質を排除しようと皮膚に炎症が出て、痒みの原因物質が産出される。水分を蓄えらないため強い乾燥が起こってる。

( https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/より引用)

手湿疹で手が痒いって言っている人は、この③の段階にいるんだ。じゃあ手湿疹を治すためするべき事を書いていきます。

とりあえず、まず炎症を抑えること


皮膚科に行けばステロイドか亜鉛華軟膏が処方される。ステロイドっていうのは人の中にあるステロイドホルモンを模して作られた薬なんだけど、抗炎症作用や免疫抑制作用がある。

抗炎症作用というのは、刺激物が侵入した時にいっぺんに白血球が集まって強い炎症反応が起きないように抑えてくれたり、痒みの原因物質であるヒスタミンの産出を抑えてくれるんだ。

免疫抑制作用というのは、身体は異物を素早く排除するために一度侵入した異物は白血球が記憶しているんだけど、2回目に入ってきたときに過剰に反応してしまうことがある。

過剰に反応してしまうと強い痒みが出てしまうから、それを防ぐために異物を記憶している白血球を抑え込んでしまうのが免疫抑制作用。

ステロイドの働きっていうのはこういうことで、塗れば炎症を落ち着かせてくれるんだ。

亜鉛華軟膏は血管を収縮させて炎症を抑える作用がある。ステロイドよりは炎症を抑える作用が穏やかなので広範囲の炎症やステロイドが使えない人に処方されることがある。

病院でステロイドか亜鉛華軟膏を貰っている人は塗れば炎症は治まる。

だけど、塗ってすぐに痒みが無くなるわけじゃないから、ダメってわかってるんだけど薬を塗った上からつい掻きむしっちゃうんだよね。

でも痒いから掻くっていうのを続けている人は絶対に治らないんだ。

ステロイドや亜鉛華軟膏持ってないよって人はじゃあどうする?って話し。

皆が皆病院に行くわけじゃないし、薬は絶対に使いたくないって人もいるよね。だからと言ってオロナイン塗ったり、ハンドクリーム塗ったりするのはもう本当にやめた方がいい。

乾燥とかジュクジュクしている手って、オロナインやハンドクリームじゃ治らない。特にハンドクリームは余計な添加物が皮膚から侵入して痒くてのたうち回ることになる。

ステロイド持ってないし、薬使いたくないって人は一時的でもいいから痒い時はタオルに保冷剤包んで痒い所を冷やす。

血管が収縮されて痒みが落ち着いてくる。朝起きて手が悲惨なことになっている人も、タオルに包んだ保冷剤を握って眠るといいよ、これはおすすめ。夜中の掻きむしりが確実に減ります。

炎症を抑えないとセラミドが作られない、セラミドが作られないといつまで経っても炎症が続くって地獄のような状況だよね。朝から晩まで手の痒みに振り回されたくない人はとりあえず炎症を抑えること。

乾燥や炎症で痒みをぶり返さないためにセラミドを補う


手湿疹で「痒み」がなかったら自然に治っていくんだろうけど、強い痒みがあるせいで長い期間乾燥と炎症に苦しめられる。

時々「掻かなきゃ治るよ!」って医者いるけど、この痒みを経験してみろよ…って思う。手湿疹ってハッキリ言って薬だけじゃ治らない。

ステロイドや亜鉛華軟膏塗れば2~3日で炎症が引いてくる。軽い炎症なら夜には赤みも引いてる。「やった、治った!」ってそのままにしていると、1カ月も経たないうちに手がカサつき炎症が出て痒みが出てくるんだ。

② セラミドが不足しているため、細胞のすき間から刺激物・アレルギー物質が侵入する。

炎症が起きていた皮膚はセラミドが足りていないんだよね。薬だけじゃ治らないっていうのはここ。

通常、セラミドは1カ月くらいで作られるようになる。肌が生まれ変わるサイクルで一緒に作られるんだけど、炎症が起きていた肌や乾燥が起きた肌はこのサイクルが遅かったり早かったり乱れている。

(http://aobadai-biyou.com/より引用)

手湿疹の肌は生まれ変わりが早くて、セラミドがまともに作られていなんだ。だからこのサイクルが元に戻って自分でセラミドを作れるようになるまでは外部からセラミドを補わないとダメ。

どんなセラミドがいいかは後で説明します。

ワセリンは便利、手の保護に使うべき


ワセリンほど安くて刺激も無くて便利なものはないなって思ってる。だけど嫌いな人は嫌いだよね。嫌いな人はベタつくからとか、痒みが出るとか。

ワセリンで痒みが出るって人は塗りすぎの場合もある。熱の逃げ場がなくなってこもっちゃうし、汗腺を塞いで皮膚がふやけて痒くなるんだ。

手のひらというのは皮脂の分泌が無いから手足や顔に比べて水分も蒸発しやすいし、刺激物も侵入しやすい。

ましてや手湿疹の人はセラミドが減って刺激を受けやすいから、皮脂の代わりとまではいかないけどワセリンのような油分で保護をした方が刺激物の侵入を防げる。

ワセリンは油分の塊のようなものだから肌を潤してくれるものではない。セラミドを補ったあと、不要な刺激を通さないためにもワセリンを使うっていうのは大事なことなんだ。

朝起きて手がベタベタ、ジュクジュクにならないためには?

上記を踏まえて、朝起きて手がベタベタでジュクジュクに腫れている人はまず何をしたらいいの?って話しをするよ。

①朝起きて手がベタベタ、ジュクジュクしていたらぬるま湯と石鹸で洗い流す。

薬とかセラミドとかワセリンつける前にまず手に付いた汁を洗い流さないといけないんだ。

この引っ掻いて出た汁は滲出液と呼ばれるものなんだけど、引っ掻いたり炎症が出ている時に滲み出る。ちょっと生臭くて乾くと固まる。

放置していたりその上から薬やセラミドを塗ると、雑菌と一緒にすり込んでしまうんだ。

雑菌って代表的なものは黄色ブドウ球菌のことなんだけど、単体でも毒素を出して皮膚を刺激するから石鹸とぬるま湯で一度綺麗に洗い流した方がいい。

石鹸がしみて痛いって人は無理に石鹸を使う必要はないです。痛みのせいで炎症が起きたら朝から痒みに襲われるので。

石鹸はどこでも手に入る牛乳石鹸やシャボン玉石鹸で大丈夫。

②手を洗い流したらセラミドで保湿、炎症がある時には薬を塗ってから(冷やしてから)セラミドを塗る。

手のベタベタが取れたらセラミドを塗ります。セラミドが配合された保湿クリームってありふれているんだけど、どれでもいい訳じゃないんだ。

手湿疹の人はいかに低刺激のものを使うのかが大事。一緒に配合されている成分でアレルギー起こして痒みが強くなることがあるから。

ハンドクリームなんかほんとそれ。保湿成分はいいとして何でこんなに添加物入れているんだろうってものが多い。

自分のおすすめのセラミドはロベクチン。このクリームは超低刺激っていうのがポイントなんだけど、炎症を起こしている肌にも使えるんだ。

抗がん剤治療や放射線治療の副作用で出る乾燥を改善するために作られているから、肌に刺激を与える成分が入っていない。

炎症が起きている肌にも使えるクリームってなかなか無いので貴重。しかもセラミドが入っているから手湿疹の肌に合っている。

ロベクチンに入っているセラミドはヒト型セラミドと言うんだけど、セラミドの中でも効果が高いセラミド。

セラミドは種類があるんだけどヒト型セラミド以外は他の保湿剤と効果はほとんど変わりません。

セラミドを自分で探すなら、ヒト型セラミド+低刺激のクリームを選びましょう。本気で手湿疹治そうって思っている人はセラミド妥協すると長引くし悪化する。

1日最低でも2回はセラミド塗ったほうがいい。

③こまめにワセリンを塗る

薬やセラミドを塗って暫くすると指先にカサつきを感じ始めると思う。

手湿疹の手は水分を保持できないから、カサつきを抑えたり刺激物の侵入を防ぐためにもワセリンを塗りましょう。

自分の場合は1~2時間に1度薄めに塗ってます。擦り合わせるように塗ると摩擦で痒みが出るから軽く広げて押さえるように塗る。

入浴後か眠る前にはセラミド、炎症がある時には薬の上から(又は冷やして炎症を抑えてから)セラミドを塗る。

夜中痒みが出たときのために、頭もとにタオルに包んだ保冷剤を置いたままor握ったまま眠る。

これを毎日繰り返すと朝起きて手が汁でベタベタになって、ジュクジュクに腫れることがなくなり手湿疹も治ってきます。

大事なことだからもう一度言うけど、炎症が出ている時には薬か冷やす。セラミド、ワセリンで保湿。

医師に「手湿疹が酷いね、一生治らないよ」ってハッキリ言われたけど、これを毎日やっていたら手がカサつくことはあっても、掻きむしることは無くなった。

手湿疹から脱出したい人はやって損はないと思うよ。

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